ジャパングランプリ2025、初の受賞ボトルが決定!
2025年の東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)に新設された“ジャパングランプリ”。これはジャパニーズクラフトウイスキーに特化したカテゴリーであり、初めての受賞ボトルが発表されました。日本のウイスキー界では、最近特に注目が集まっており、ジャパニーズウイスキーの価値が再評価されています。この新しい試みがどのように展開されるのか、多くのウイスキーファンが注目しています。
TWSC2025の意義
TWSCは日本唯一、アジア最大級のウイスキーとスピリッツの品評会として、年々その重要性を増しています。特に、2020年から2023年の間に、クラフト蒸留所の設立が急増し、現在では110以上の蒸留所が誕生しています。これにより、ウイスキー愛好家たちは多彩な選択肢を持つことになりました。
2025年の受賞ボトル
今回、初の受賞ボトルは以下の通りです。
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受賞ボトル名: イチローズモルト 清里フィールドバレエ34回記念ウイスキー
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容量: 700ml
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度数: 52%
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出品者: 萌木の村
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受賞ボトル名: 新潟亀田ニューボーン シェリーカスクフィニッシュ
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容量: 200ml
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度数: 55%
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出品者: 新潟小規模蒸溜所
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受賞ボトル名: 琉歌 NEWBORN 2024
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容量: 700ml
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度数: 58%
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出品者: 新里酒造
TWSCの審査方法
TWSCは、今年からジャパニーズクラフトウイスキーに特化した審査方法を採用しています。実行委員長の土屋守氏は、参加者がジャパニーズウイスキーに対する理解を深めるために、信頼性の高い評価プロセスを作成したと説明しています。
審査は三つの段階に分かれており、まずはリモート形式の第一次審査から始まります。その後、上位入賞候補が二次審査を受け、最後に対面による三次審査で決定されます。
今後のイベント
TWSC2025では、受賞アイテムたちが様々に評価され、授賞式や大試飲会も予定されています。授賞式は2025年8月3日、明治記念館で開催されます。試飲会では、受賞したウイスキーだけでなく、他国のスピリッツも楽しむことができます。
また、参加者は無料で700種類以上のお酒を楽しめる機会があります。特に、カクテルブースや抽選会も開催されるため、多くのファンが集まることでしょう。
伝統のある日本のウイスキー文化
TWSCは、日本の伝統的なウイスキー文化を世界に広めることを目指しています。ウイスキー文化研究所はその活動を支援し、ウイスキーに対する情熱を広げるための具体的なプランを立てています。これにより、次世代のウイスキー愛好者育成にも力を入れています。
今後もTWSCから目が離せません。ジャパニーズクラフトウイスキーの新たな魅力を知るための第一歩として、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。この機会に、多くの人がジャパニーズウイスキーへの理解を深めることを願っています。