沖縄と三重の料理人が日本の誇りを世界に示す！特金賞受賞の快挙

沖縄と三重の料理人が誇る、大快挙！

2025年6月25日から27日までの3日間、香港で開催された「2025世界中国料理アジア選手権大会」で、日本チームが特金賞を受賞しました。この記念すべき成果は、沖縄と三重の料理人３名、當山翔太（ロワジールホテル＆スパタワー那覇）、外間裕樹（ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城）、白川貴久（中国名菜しらかわ）によるものです。

世界的な舞台で競い合う

この大会には、アジア太平洋地域から74チーム、144名の料理人が参加し、各国の代表たちがその腕を競いました。日本チームは、前菜と温製料理それぞれを持ち寄り、独創的な料理で挑むことにしました。

日本チームが提案した料理

- 前菜：鮑と野菜の巻寿司風前菜梅肉ソースがけ

缶詰の鮑に多様な野菜を組み合わせ、巻寿司の形状で日本の文化を表現。

- 魚料理：鮮魚の強火蒸し香港カレー醤の香り

白身魚を香港で馴染み深いカレー風味に変え、盛り付けは香港国旗に見立てました。

- 鶏肉料理：たこ焼きに見立てた鶏肉の揚げ団子

鶏肉のミンチをたこ焼き粉で包み、照り焼きソースと中国風マヨネーズで仕上げました。日本の伝統を込めた楽しい一皿です。

高く評価された日本の技術

これらの料理は、強い競争の中で日本の伝統と技術を融合させた作品として高く評価され、本大会における最高賞である特金賞を獲得しました。料理人たちの創造性と技術の高さが相まって、日本の名を世界に知らしめる結果となったのです。

チームの背後には深い絆

白川貴久監督は、料理人が自身の人間性と情熱を重要視し、その選抜に沖縄を重視した理由を語りました。沖縄の文化が育んできた礼節と志は、国際的な舞台で勝負するには不可欠な要素です。

料理人たちの未来と成長

當山翔太は「世界の舞台で評価されることは大きな励みです。今後も沖縄から誇れる料理を発信していきたい」と語り、外間裕樹も「異国の文化の中で困難を乗り越えたことが自身を成長させた」と振り返ります。彼らは今後、更なる成長を遂げ、沖縄の食文化を担う存在になることでしょう。

沖縄と三重の絆

三重と沖縄は地理的には距離があるものの、中国料理を通じて強い結びつきがあると言えます。互いに尊重し合い、共に学び合う関係は地域を超えた食文化の交流の象徴です。この受賞は、約束された未来の一端を示しています。

大会情報とさらなる展望

「2025世界中国料理アジア選手権大会」は、中国料理学院（CCTI）-香港校にて2025年に開催されます。この大会は、料理人たちが自らの技術を試し、文化を体現する場です。今後、他の料理人たちもこの舞台で新たな歴史を作ることに期待が寄せられます。この受賞によって、沖縄の名がさらに広まり、地域の食文化の振興にも寄与することが期待されます。