プロトコーポレーション、社長交代を発表
2025年6月30日に、第47期定時株主総会終了後、新たに白木享氏が代表取締役社長に就任します。40年間の歴史を持つ株式会社プロトコーポレーションは、この新体制に期待を寄せています。これに伴い、前社長の神谷健司氏は退任します。
新社長、白木享氏のプロフィール
白木氏は愛知県出身で、55歳のキャリアを持つ実力者です。1998年にプロトコーポレーションに入社して以来、IT部門で27年間従事し、特に「グーネット」というプラットフォームの開発に尽力してきました。このサービスは現在、日本国内最大級のクルマ情報プラットフォームとして広く利用されています。
彼はまた、沖縄において株式会社プロトソリューションを手がけ、その成長を見守ってきました。2022年には沖縄バスケットボール株式会社の代表取締役社長を務め、琉球ゴールデンキングスをB1リーグ優勝チームへと導くなど、スポーツ界でもその手腕を発揮しています。
新体制のビジョン
白木氏は就任に際し、「ダイナミックなパラダイムシフトが必要」だと表明しています。プロトコーポレーションはこれまでのビジネスモデルを見直し、経済的事業と社会的事業の二軸で再構築する方針です。
経済的事業に関しては、持続可能な利益を得るための新たなビジネスモデルを導入し、社会との情報の非対称性解消に取り組むことを目指しています。一方、社会的事業は日本社会の課題解決に重点を置き、単なる利益追求ではなく、持続可能な運営を志向するものです。
循環型社会の実現に向けて
新たな経営理念のもと、白木氏は「循環経済の創造」を事業の中核に据えています。8つのフィールドを通じて、循環型社会の実現に向けた課題に挑む姿勢を強調し、全社員と共にこれからの成長を目指す意志を示しました。
今後、プロトコーポレーションは顧客とステークホルダーにとって価値ある企業であり続け、変化を生み出す企業としての姿勢を一層強化していく方針です。
新たな体制のもと、どのような変化がもたらされるのか、注目が集まります。今後の展開に期待が高まる中、私たちはその動向を追い続けていきます。
お問い合わせはプロトコーポレーションのブランド戦略室まで。未来を見据えた新たな挑戦に、ぜひご注目ください。