川崎市とAED設置
2025-07-01 20:37:23

川崎市とセブン‐イレブンが進めるAED設置促進プロジェクトの全貌

川崎市とセブン‐イレブンの提携によるAED設置の目的と背景



最近、川崎市は株式会社セブン‐イレブン・ジャパンと協定を締結し、コンビニエンスストアにAED(自動体外式除細動器)を設置する取り組みを開始しました。このプロジェクトは、地域の安全を高めるために重要な一歩です。特に、公共の施設には多くの人が集まるため、そこに設置されたAEDが必要とされていました。しかし、夜間や休日に利用できない状況が多いため、コンビニを利用した新しい方法を模索した結果、今回の提携に至りました。

具体的な設置計画



川崎市では、心停止の危険が高い場所を重点的に見直し、市民が24時間利用できるAEDの設置を進めています。今回は、川崎市内の208店舗のセブン‐イレブンにこれらのAEDを設置し、2023年10月から利用が開始されます。この提携は、神奈川県内の政令指定都市では初の試みとなり、地域住民へのきめ細やかなサービス提供への期待が寄せられています。

パートナーシップの広がり



特に注目すべきは、プロバスケットボールクラブ「川崎ブレイブサンダース」がこの取り組みをサポートしている点です。彼らのマスコットキャラクター「ロウル」をあしらったAEDステッカーを作成し、設置店舗の入り口付近に表示することで、AEDの位置を視覚的にわかりやすく示します。これにより、万が一の際に迅速にAEDを見つける手助けとなるでしょう。

今後の展望



このプロジェクトにより、川崎市内には911台を超えるAEDが設置されることとなります。市の公共施設と合わせることで、より多くの人々がこの設備を利用できるようになり、救命活動へのアクセスが飛躍的に向上することが期待されています。また、設置情報は「ガイドマップかわさき」や「日本救急医療財団 全国AEDマップ」で公開されるため、誰もがその情報を容易に取得できるようになります。

緊急時のサポート体制



さて、AEDの設置は進んでいますが、ここで注意が必要なのは、その利用方法です。セブン‐イレブンの店舗従業員は、AEDの貸出を行いますが、操作方法の説明や現場への同行は行いません。利用者には適切な知識を持った上でAEDを使用することが求められます。

まとめ



川崎市とセブン‐イレブン・ジャパンの提携によるAEDの設置は、市民にとって非常に重要な取り組みです。地域の安全を確保し、万が一の緊急時に備えるためのこの試みが多くの人々に広がり、さらなる安心感につながることを期待しています。これからの川崎市の更なる発展と、セブン‐イレブンの役割に注目です。

お問い合わせ先


川崎市健康福祉局保健医療政策部地域医療課
電話: 044-200-2420


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