沖縄のメンタルヘルス課題に挑む新たな支援モデルの構築
沖縄特有のメンタルヘルスの課題に立ち向かう新しい取り組みが始まります。株式会社リヴァ(本社:東京都港区)、琉球大学、地域の医療・福祉機関が連携し、沖縄の人々が直面する「働きづらさ」に焦点を当てた就労支援モデルの構築を目指します。
沖縄の現状と課題
沖縄は、国内で若年層の失業率や非正規雇用率が高く、いくつかの指標で全国ワーストを争っています。見えづらいメンタルヘルスの問題は、地域文化や人間関係の影響により、表面化しにくいのが実情です。そのため、精神的な不調や障がいに対する適切な支援が求められています。
多くの人が自立を果たせず、制度と医療の“善意”が逆に自立を妨げる状況が生じています。株式会社リヴァは、こうした課題を解決するために、14年以上にわたり、全国で社会復帰支援に尽力してきました。
「自分らしく生きるためのインフラ」を目指して
当社は「自分らしく生きるためのインフラをつくる」というビジョンの下、心理的な問題を持つ方々の支援を行っています。リヴァの支援理念は「戻ろう、ではなく、進もう。」という考え方に基づいています。これは、単に職場復帰を目指すのではなく、メンタルダウンの経験を自己変革の機会として捉え、自分自身の未来に向かって進むための道筋を提供するものです。
このアプローチを沖縄に根ざした形で実現するため、琉球大学や地域の医療機関と手を組むことが重要だと考えています。このプロジェクトは、リヴァの活動を拡大し、沖縄のメンタルヘルスの課題を解決するための新しい協力モデルの形成を目指しています。
参加者募集のオンラインイベント
新プロジェクトの立ち上げに際し、11月22日にオンラインで開催される採用イベントでは、沖縄の現状や取り組みについて詳しく知ることができる貴重な機会です。このイベントは、沖縄でうつ病リワーク支援に携わる一般社団法人BowLとの合同開催で、参加は無料です。
イベント内容
1.
日時: 11月22日(土)14:00~15:50
2.
場所: オンライン(Zoom)
3.
登壇者: 琉球大学の高江洲教授、BowLの徳里理事、リヴァの伊藤代表
プログラム
- - 14:00–14:05 オープニング
- - 14:05–14:20 沖縄の精神科医療の課題と可能性(高江洲教授)
- - 14:20-14:35 沖縄のメンタルヘルス支援の最前線(BowL 徳里氏)
- - 14:35-14:45 沖縄プロジェクトの概要(リヴァ 伊藤)
- - 15:05-15:45 メンバー募集について(リヴァ 伊藤/BowL 徳里氏)
- - 15:45 クロージング
このプロジェクトに参加することで、沖縄のメンタルヘルス支援の新しい形を共に作り上げる仲間としてのチャンスがあります。詳細な情報は、
こちらから申し込むことができます。
さいごに
沖縄のメンタルヘルス課題は、ただの個別の問題ではなく、地域社会全体の課題です。この新しい支援モデルには、多くの人々の力が求められています。私たちと共にこの挑戦に立ち向かい、より良い未来を切り拓いていきましょう。