那覇市とロッテの連携
2025-04-09 11:11:19

那覇市とロッテが連携し市民の歯と口の健康を推進

那覇市とロッテが締結した健康づくりの協定



沖縄県那覇市では、2025年3月13日に公益社団法人南部地区歯科医師会と株式会社ロッテが「市民の歯と口の健康づくりの推進に関する連携協定」を締結しました。これは市民がより健康的に生活できる大きな一歩です。この協定は、那覇市の健康目標「生涯お口からおいしく食べることができる」を実現するための取り組みであり、三者が協力して市の歯と口腔の健康づくりを推進します。

協定の主な内容


この協定にはいくつかの重要なことが含まれています。まず、歯と口の健康による健康推進事業が取り込まれており、市民の心と体の健康づくりを支援することが求められています。

次に、「噛むこと」の重要性を広めることが目指されています。噛むことは、食事だけでなく、身体全体の健康維持にも寄与します。また、オーラルフレイルという言葉が近年注目されていますが、これは口腔機能の衰えが身体全体の健康に影響を及ぼすことを意味します。このような知識を広めるための啓発も行われます。

さらに、災害時における支援や物資提供についても協力することが決まっており、公衆衛生の観点からも非常に重要な取り組みです。

協定締結式について


協定締結式は那覇市役所で行われ、那覇市長の知念覚さん、南部地区歯科医師会の井上博文会長、ロッテの中島英樹社長が出席しました。中島社長は、これまで培った経験や技術を活かし、成人や幼児を対象にした健康啓発活動に取り組んでいくことを強調しました。

ロッテは1948年から、噛むことやキシリトールを用いた健康促進に力を入れてきました。これらのツールを活用して、那覇市での活動を通じて市民の健康づくりを支援することが目標です。

オーラルフレイルとは?


オーラルフレイルとは、口腔機能が衰えることで健康に影響を及ぼす現象を指します。これを放置すると栄養の摂取バランスが崩れ、全身の老化が進む可能性があります。実際の調査では、オーラルフレイルを抱える高齢者は身体機能の低下や要介護認定リスクが高まることが報告されています。

終わりに


那覇市、南部地区歯科医師会、ロッテの三者が連携し、市民がよりよい健康を手に入れるための取り組みは、地域の健康づくりのモデルケースとなるでしょう。この活動は、地域社会だけでなく、沖縄全体の健康意識を高める重要な一歩です。今後の展開から目が離せません!


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