沖縄で歯周病学会賞
2025-06-17 11:01:28

日本歯周病学会がサンスター賞を授与、沖縄での表彰式の模様

日本歯周病学会がサンスター賞を授与、沖縄での表彰式の模様



2025年5月23日(金)、沖縄県那覇市にある文化芸術劇場「なはーと」にて、第68回春季日本歯周病学会学術大会が開催されました。本大会では、サンスター株式会社が協賛する「日本歯周病学会 学会賞(SUNSTAR Award)」の受賞者が発表され、栄えある表彰式が行われました。

この賞は、歯周病に関する優れた研究、教育、臨床業績により、日本歯周病学会の発展に貢献した研究者を対象に授与されるもので、2001年に設立されて以来、本年で24回目を迎えています。受賞者には、日本歯周病学会理事長である吉成伸夫氏から盾が、サンスターグループ執行役員吉村孝志氏からは副賞としてペンギントロフィーと賞金が贈られました。

令和6(2024)年度受賞者



受賞者は以下の3名です:
  • - 九州歯科大学口腔機能学講座 歯周病学分野 教授 中島啓介氏
  • - 日本歯科大学附属病院 総合診療科 教授 仲谷寛氏
  • - 鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 歯周病学分野 教授 野口和行氏

それぞれの受賞者は、長年にわたり日本歯周病学会に貢献してきた実績や、その活動の中で得られた体験を語りました。中島教授は、「学会活動における貢献を評価され、大変光栄に思っている。歯周病に関する医療の発展のため、今後もサポートを行っていく」と述べました。

仲谷教授も「本学会での活動が私の歯科医師としての基盤であった。今後も微力ながら学会と歯科医療の発展に尽力したい」と、同様の思いを表明しました。

野口教授は「多くの経験を積む中で、歯周病学においても微力ながら貢献を続けていくつもりだ」と、感謝の気持ちとともに決意を新たにしていました。

沖縄での学術大会の意義



今回の表彰式が行われた「なはーと」は、沖縄の文化を反映した魅力的な会場で、学会の意義を一層深める場所となりました。歯周病学に興味を持つ医療従事者や研究者にとって、最新の情報を得る貴重な機会でした。また、地元の住民にとっても、専門家の声に触れることで、口腔健康に関する理解を深める良い機会となりました。

サンスター社は、歯周病研究や教育への支援を通じて、今後も日本の口腔健康の向上に寄与していく考えを示しています。この支援が今後も多くの研究者たちの力によって継続され、さらなる研究の発展と普及に繋がることが期待されます。

今後の日本歯周病学会は、このような賞を通じて、新たな才能の発掘や育成に努め、歯科医療全般の質を高める活動を展開していくでしょう。また、若手研究者向けの「Young Investigator Award」の設立も、次世代の研究者を育成するための重要な施策として、多くの関心を集めています。

今回のイベントは、沖縄が文化的な背景を持つ地でありながら、医療や研究の発展の場ともなることを示す良い機会となりました。研究者たちの活動が、国民全体の健康へと繋がるよう、今後も注視したいと思います。


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